投稿日:2024年07月08日
株式会社明電舎 様
生産統括本部 生産技術部 生産技術課
動画手順書を作成し、熟練者の暗黙知を解明、スマートグラスで動画を視聴し、人材育成に活用しています。
Before(導入前の課題)
・両手を使用する作業において、作業中にタブレット等で動画を視聴し難かった。
After(導入後の効果)
・両手を使用する作業において、作業中に動画を視聴し易くなった。
当時抱えていた課題
この職場では、新型コロナウイルス感染拡⼤の影響で、作業員の欠員による交代 要員への教育が必要となり、カン・コツを要する作業の教育に特に苦労していた。 そこで動画手順書をつくり、タブレットで視聴できる仕組みをつくったが、作業中のタブレッド操作は困難であった。
選定・導入までの経緯
導体加工の職場は、両手を使う作業のため、ハンズフリーで動画を視聴したいニーズがあり、導入のポイントになりました。
導入時のポイント
スマートグラスは、小型モニターでありながら動画を鮮明に閲覧でき、工場の中の環境下でも⾳声操作が良好で、⾳声コマンドによる動画再生・停⽌が⾏えるため、両手作業が必要な作業工程でも使用可能であることが採用のポイントでした。
導入してからの効果
導入前までは若手作業員の指導は、熟練者が付きっ切りで⾏う必要があったが、スマートグラスを導入したことで、若手作業員が⼀人でも、動画手順書を⾒ながら 作業ポイントを確認し、作業を進められるようになりました。 そのことで、熟練者の若手を指導する負担を軽減することもできました。
今後の展望
若手作業員の作業をスマートグラスで撮影、熟練者が動画を⾒て、若手作業者の指導・習熟度のチェックに活用します。
- 会社名
- 株式会社明電舎 様
- 事業内容
- 電気機器メーカー